妊娠中の歯科治療
2016年9月25日
こんにちは。やまさき歯科のスタッフです。
妊娠中だから歯科治療は無理かな?
こう思われている方もいるかも知れませんが、妊娠中であっても歯科治療は可能です。時期としては安定期(5ヶ月〜7ヶ月くらい)に入っていれば普通の治療であれば問題はないと思われます。
症状によりレントゲン撮影や麻酔なども行うこともありますがこれもまず問題はありません。
レントゲン撮影の際は防護服を着用してもらい、お腹に放射線があたることはありません。もともと歯科でのレントゲンは口に限定されていますのでお腹の赤ちゃんに影響はありません。
麻酔も痛いところに限定して行う局所麻酔なので、その麻酔薬がお腹の赤ちゃんに及ぶこともありませんので問題はありません。
(お薬をお出しすることはありますので妊娠しているかも…という時でも必ずお申し出ください)
積極的な治療は避けますが、妊娠中だからといって痛いのにガマンすることはやめましょう。噛めなくて栄養が偏ったりするとお腹の赤ちゃんにもよくありません。
妊娠中はホルモンバランスが変化するので歯肉炎になったりする方も多いです。それに加え、妊娠初期につわりがひどかったので歯磨きが十分にできなかった…ということがあれば更にお口の中の状態が良好に保てなくなりますので、歯のお掃除なども体調に問題なければ構いません。
産まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。でも、生活の中で家族との食器の共有などから虫歯菌をもらってしまうことが大きな原因の一つです。赤ちゃんのためにもお母さんのお口の中の状態をできるだけ良好にするために積極的に受診しましょう。