酸蝕症
2021年10月29日
皆さん、酸蝕症についてご存知ですか?
酸食症とは、酸によって歯が溶ける症状をいいます。
原因
①胃酸
②酸性の薬剤の服用
③酸の強い食品の摂りすぎ
3つの中で③が1番多い原因と言われています。
症状
①歯がしみやすくなる
②歯が透き通る
③歯が丸みを帯びる
④歯の表面に小さな凹みができる(歯ぎしりなどが加わる事により)
⑤詰め物、被せ物が取れやすくなる
対策
①ダラダラ食べ、チビチビ飲みをしない
②就寝前に食べる、飲むのは控える
③口の中に酸性の物が触れた直後には歯磨きしない(30分程度)
④再石灰化を促すアイテムを活用する(歯磨き粉、フッ化物入りガム)
⑤定期的に歯医者でチェックし、必要であればフッ素導入を行う
酸食症は細菌が関与しませんが、酸性の飲食物にむし歯菌が合わさる事で、歯の溶けるスピードは加速します。
酸性の食品を口にしてはいけないという訳ではありませんが、酸蝕症について理解した上で食事を楽しみましょう!